広島市の中山間地域のひとつである戸山地区(沼田町阿戸・吉山)。イベントスは、戸山地区吉山で飲食事業や農園の運営をしながら、地域の活性化につながる活動を行っています。
イベントスが吉山で飲食事業をすることになった経緯や地域に対する想い、今後の取り組みについて、吉山の店舗運営に関わる2名のスタッフと、戸山地区で社会福祉協議会の役員を務める二反田さんにお話を伺いました。
イベントスが吉山で飲食事業をすることになった経緯や地域に対する想い、今後の取り組みについて、吉山の店舗運営に関わる2名のスタッフと、戸山地区で社会福祉協議会の役員を務める二反田さんにお話を伺いました。
イベントスは、昔から食に関する仕事をしていたのですが、2008年に中国産冷凍ギョーザの事件がありましたよね。その事件をきっかけに、安心・安全が約束できないものはお客様に提供したくない、という想いがスタッフの間で広がりました。
そんなときに、目をつけたのが吉山です。里山の中にお店を作り、地元で育った野菜や自社農園で育てた野菜を使った料理などを提供すれば、お客様にも安心して食事を楽しんでもらえるのではないかと考えました。
もともと吉山とご縁があったというわけではなく、弊社の川中社長が上吉山に農業体験の取り組みで訪問した際、この地域に魅力を感じたそうです。食を通して地域の活性化をしたいという想いから、「吉山BIANCO」をオープンしました。
そして、飲食業における“素材”の部分に注目した川中社長は、自社農園を作り、レストランで提供する料理に使う野菜の栽培を始めます。それが「チャレンジ農園」です。
この地域では米作が盛んですが、近年は野菜のハウス栽培をする農家さんが増えてきました。
イベントスさんのお店ができた当時、私が川中社長から聞いていたのは、吉山を気に入ってもらえたということです。きれいに整備された田んぼや畦道を見られて、この町だけではなく、ここに住んでいる住民のことも評価していただきました。
そうですね。川の清掃などが地域の年間行事として組まれていますよね?このあたりはきれい好きな方が多い印象で、私たちも店舗運営が非常にしやすいです。